国立大学法人徳島大学病院管理職任期制に関する細則、国立大学法人徳島大学職員人事規則及び国立大学法人徳島大学職員給与規則(平成2511日施行)に関する意見

常三島地区職員代表者の意見

 看護部からの要望で今回の看護部長等の管理職を任期制にすることになったことに対して、基本的に賛成いたします。現場のスタッフの意見を聞くことで制度改革に至ったことに対しては評価したいと思います。病院の組織運営が改善され、真に効率的な運営がなされることを望みます。任期制と公募によって、病院業務のマンネリ化を防ぎ、緊張感をもって業務に専念でき、人が変わることでいろいろな意見が反映されることを期待します。

 看護部長等の再任の可否を決定する際の再任基準、再任審査手続きについては、病院長が定めるとなっていますが、委員会を設置してそれらの手続きが恣意的になされないように公平性と透明性を望みます。またその際には実績や能力を正当に評価していただきたいと思います。さらに、看護部長等が再任されなかった場合、いわば降格となるので、復帰した部署で業務に支障が出ないよう十分な配慮をお願いしたい。


常三島地区有期雇用職員代表者の意見

 今回の看護部長等の管理職任期制度については基本的に賛成します。

 この任期制については大学病院からの要望だとお伺いしました。組織の運営から現場への復帰を望む声もあるとのことですので、本人の希望に合わせて再任審査や他のポストへの移動もできることは良いことだと思います。

 ただ、公募の仕方や選考にあたっては公平公正なことが示せるようにしていただきたいと思います。また、候補者選考、再任手続きを「病院長の別に定める」とありますが、大学病院は大きな組織であり、研究開発、人材育成、医療による地域貢献・・・等々、その権限と責任は巨大であり、病院長は多忙の極みであると推測され、多忙な病院長一人に任せることは他の業務において管理のミスを生じかねません。

 


蔵本地区職員代表者の意見

 看護部からの要望により看護部長等の管理職を任期制にすることになったと聞いています。現場スタッフの意見を聴取し、制度改革に至ったことは、高く評価し基本的に賛成です。今回の任期制を契機として、病院の組織運営が改善され、病院看護部職員が働きがいのある職場となること強く望みます。しかし、現時点では任期制の規則、運用基準などの詳細が不明です。今後、更に現場スタッフの意見を反映し公平性と透明性を持った規則、運用基準などの策定をお願いしたい。

 特に、看護部長等の公募および再任の可否を決定するに際の再任基準、再任審査手続きについて、それらが恣意的になされないように公平性と透明性を望みます。その際には、実績や能力を正当に評価できるシステムを採用されますことを望みます。また、看護部長等が再任されなかった場合、降格となるので、復帰した部署で業務に支障が出ないよう十分な配慮をお願いしたい。


蔵本地区有期雇用職員代表者の意見

本学病院管理職任期制導入については大いに歓迎します。

他大学では、すでにこれを導入している大学もあり、昨今の医療制度の変革に対応し、効率的な組織の運営が構築されることを期待します。

今までとは異なり、人気を付すことによりマンネリ化の防止ができ、また、緊張感を持ち業務に専念し業績および能力等が発揮されることにもつながると考えます。

ただ、任期末において管理職としての業績および能力等の審査を定めていますが、審査基準が透明化されておらず、看護部長等の再任基準、再任審査手続等については、病院長が別に定める、となっておりますが、公正的に審査されたことを公開するシステムの設置を望みます。